関野意匠室＋絡繰堂 SekinoDesign+AutomataStudio BLOG

高校時代の恩師の個展が倉敷で行われており拝見してきました。

「森 下 勲　彫 刻 展」
森下先生の紹介（岡山県美術家協会HPより）
http://opaa.jp/members/540.html

70歳を越えてなお新しい題材を用いた表現に
精力的に挑戦されている姿に感服します。

今、先生は使用済みの梱包材「発泡スチロール」を素材にして
抽象立体構成をされています。

アルミ鋳造されたそれらの持つ独特のフォルムが魅力です。




・・・（余談）・・・

高校時代、通常の進路決定はとっくに終わった3年の夏休み明けに、
いきなり美術大学を受験すると言い出し、担任をはじめとする周囲の先生方を困らせました。

決して優等生とは言えない生徒であった自分を面接してくださり、
「意気込みがあるなら・・・」と美術部に受け入れてくれたのが、
当時、顧問をされていた森下先生でした。

その後、卒業までの数ヶ月を美術部員として過ごさせて頂き、
受験についてのあれこれを指導いただきました。

もしも、当時の先生方が１人でも違った方だったら、現在の自分の人生は
違ったものになっていたかもしれません。


多謝。




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