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内子町研修(4)内子の森づくり

森の学校スタッフ一行は、7:30頃石畳の宿を出発。
目指すは「1000年の森公園」で行われる「内子の森づくり事業」の体験+視察。

土地勘が全くなく途中で山道を迷い、30分ほどのロスタイムがあったものの、早めに出発したおかげでスタートに間に合い、ほっと胸を撫で下ろしたのでした。

そこには地元・内子と、松山から集まったご家族が50名ほど集まっておられました。

  

グループに分かれ、それぞれに「問診票」を元に木と森の検診に出発。
難しい専門道具は使わず、含水率や群生率をその場で確認できる手法で計測。
今回は子供連れの親御さん向けにしていましたが、十分に大人を対象にしても可能な研究イベントだと感じました。
最後に「森の健康診断」の結果発表。先導役の高本さん(内子町役場)の「内子の森は、非常に元気であるという結果が出ました!」の声に、拍手が起こります。

この研修中に偶然話しかけたお爺さんが、実はNPO「ODAの木協会」の理事と、自然学校の校長として何十年もの間、内子の森を見守り続けてきた高本さん(役場の高本さんのお父様)と知り、慌てて名刺交換をさせていただきました。

少しだけですが西粟倉の森のお話も聞いていただきました。
「どこも山は同じような状況になってますね。ここで踏ん張ってなんとか立て直さなければ…」と、お人柄のにじみ出たような穏やかな語り口でおっしゃられていました。

行動が伴った、数十年にも渡る内子町の森林への思い。今は、息子さんと連携で広くその活動を知ってもらうためのイベントを催されている。
森林の問題だけではなく、石畳地区と内子町の町並み保存と維持管理…どの局面を見ても、付け焼刃の理論や早急に形作られた組織ではなく、地域にどっしりと根差した生活者が、その中心におられました。
自分たちの故郷に誇りを持ち、後世に残る町づくりや観光、そして森をつくり維持しようとされている…。

このあたりに、地域づくりの肝はあるのだと感じた1泊2日の内子町研修でした。

最後に、再度訪れた内子町町並保存区域でのショットで、研修レポートを締めたいと思います。

 

粋な水車の図案。農具もこのように展示をすれば、とても美しいプロダクトだと感じます。

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