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「一枚板の組木振り子」について。

「一枚板の組木振り子」について。

展覧会など作品説明の際にもあまりお話ししない内容だったり、
解説し忘れることもありますので、備忘録兼用でこの場を借りて改めてまとめました。



脚やオブジェを支える部品も含めて一枚板から作る造形は、関野絡繰堂オリジナルの意匠です。

デザインする上での考え方

■[干支モノ振り子:日本的意匠]

一枚板を使った組木振り子作品には、干支を象ったシリーズがあります。
兎からスタートして2012年の龍で2作が完成しています。
板の寸法を葉書大とし、干支モノは「長方形」の中に「円」を描き、その中に両端のオブジェを収めて描くという制約を設けています。
円形は国旗でもある日の丸を意識した造形です。
あと10種、干支が一回りするまでこのルールで制作を続けます。

また、糸のこの切断幅以外は一切の隙間が無く・・・という意図では作っていません。
それによって造形美が損なわれるならば、若干の切り落とし部分を作っても形の良さを優先します。



■[一枚板の振り子:その他の意匠]

寸法、脚や支えの部品を同一意匠として、切り抜く形が円形以外の作品も制作します。
例:ベル型に抜いた形にクマとウサギを配したデザイン



■[一枚板の振り子:ワークショップ]

関野絡繰堂オリジナル意匠シートを使い、一枚板を素材として完成までの工作を体験出来るプログラム。
また、オリジナル作品が制作できるワークショップもあります。こちらは寸法、脚や支えの部品は同一意匠としますが、1対のオブジェを自分で考案し、糸のこで切り抜いてもらい、ボール盤で穴あけをするプログラム。



<余談>
糸のこで作られる組木というジャンルで世界的に有名な作家・小黒三郎さん。
私も初期の訓練で一番最初に切り抜いたのは彼の作品でした。(図面が記載された書籍を購入し使用)

小黒さんの作品は描く対象物が美しく単純化され、さらにモチーフが森羅万象、多岐にわたっているため、正に小黒流としか言い様が無い「独自の組木世界」が構築されています。
これは小黒氏のデザインが優れているという証明にもなる事ですが、用心しないといけないのは、シンプルでインパクトがあるだけに容易に影響を受けて(与えて)しまう造形でもあります。

関野が図面を描くときには「小黒流」にならないよう気を配り、知恵を絞っています。

<余談の余談>
たまに私の展覧会に、自作品と称して小黒デザインの組木作品を持参するお客様があります。
勉強のため、小黒さんの過去作品は書籍化されたもの、デザインシート化されたものを、ほぼ全て知っていますので、オリジナルデザインではない、自分で切り抜いたという意味での「自作品」をお持ちいただいても対処に困ってしまうのが正直なところです。

小黒氏の著書や、彼が属している遊プランのサイトに、詳細な「著作権について」のページがありますので、そちらをご覧くださいませ。





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