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ヱヴァ+日本刀展【刀野薙】の安全な展示方法について

「ヱヴァ刀野薙の安全な展示方法について」

2014年7月現在、木質部の制作に関わっている案件です。

私が提案した「補助支柱」についてまとめます。

<補助支柱配置図>


関係者からも、ここまでの支柱が必要か?と問われました。

でも「この件に関しては、少し心配しすぎでは?と笑われていいんです。」とお答えしている。それは逆に平和な証拠と考えます。

【刀野薙】を簡単に説明すると【上部が重い上に、それを支える力点のバランスが均等ではなく、自立させるのがとても困難な造形物】です。

薙刀の重量は、刃渡り70cmの真剣が剥き出しで、木質部とたくさんの装飾金具・構造機能金具と一体になり想定10kg以上となる。
展示台の床面から90cmの高さに、振り子のようなアンバランスな構造で木質台座に設置される作品。
展示台の脚が60cmと仮定すると、施設の床から150センチの高さに剣先が位置する。

・・・地震が頻発する日本各所を巡回予定の作品です。(海外巡回は現時点で不明)
これらの「寸法・仕様・条件」から、安全措置は磐石にしておくべきだと確信しています。

いつ何時、地震が来るかわからない想定で、
自分が関わった作品が簡単に倒れるようでは困る。
私だけでなく、関わった職方すべてが困ることになる。
何よりも、本作を楽しみにして観覧に来たお客様を、
危険にさらすような事があってはならない。

展示什器に収まるよう寸法を設計しておりますが、
強化ガラスでもない限り、ただ展示台に据えるだけでは
「転倒時に前面ガラスを割り、展示台床面でバウンドし、
刃先が観覧者に向かう」・・・という最悪の事態も考えられます。

博物館・美術館の屋根が落ちるとか、建物自体が倒壊する等の
事態では防ぎようがない事もあるでしょうが、
それ以前での可能な限りの補助を考案しています。

現時点で考えうる限りの補助支柱の提案が受諾され、
制作が正式に決定されました。

・・・

※個人BLOGも「不特定多数の方にお目通しいただける出版物」です。
 日付・名前を明記した図面を公開し、こちらも念書の一つとします。

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