関野意匠室＋絡繰堂 SekinoDesign+AutomataStudio BLOG

2021年の授業が無事に終了しました。
本年は全日ZOOMでの講義として（世界的に蔓延するコロナ対応）、
関野絡繰堂オリジナル工作キット「ツインクランク」を題材とした表現をしてもらいました。

動画にて疑似的な森林探索や、玩具作品紹介など知識を得るパート。
同時進行で基礎的な工作を進め、その後は各自に進捗報告をしてもらうパートの2部構成で進行。
故障の修復事案や、各自のアイデアを全員で共有。
創作へのアドバイスが必要な場合はお手伝いをし、
最終的に11名それぞれのアウトプット作品が揃いました。

本年度の受講生が熱心に取り組んだ跡が見える作品群を紹介します。























作品に取り掛かる前に、カラクリの動きから、これが何に見えるか？
たっぷりと想像をしてもらいました。
難易度の高低ではなく、作りたいもの表現したいものを優先して選び、
その実現に向けての困難（思うようにいかない→失敗）があれば、
問題解決方法を考え、克服してもらう体験を最も重視する内容としました。

皆さんそれぞれに、完成予想に近づけるために試行錯誤の努力を積み上げ、
それが結実した作品となりました。

学生の皆さん、お疲れ様！
ありがとうございました。　関野

最期に、この関連記事を受講生の皆さんに贈ります。
より速く適切に学べる人、その理由：ほめ方の研究（WIRED 2011.10.18）

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